生活者の視点から安全・安心な都市環境の実現を目指す

ゼミの活動

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研究室の特色

都市には様々な人々が活動しています。そして、それを成り立たせているのが環境です。環境とは、人を取り巻くものの総体で、自然環境、構築環境、社会的環境を含む広い概念です。都市安全環境研究室(諫川研究室)では、これらの関係性に着目して、環境をどのようにデザイン・マネジメントしていくべきかについて考えます。災害や犯罪など非常時の問題解決を主にしつつ、平時の生活環境のあり方についても広く学ぶことができるのが特色です。これは、従来別々に考えられがちだった「安全性」と「快適性」を兼ね備えた都市環境の創出を理念としているためです。
また、心理・行動面からのアプローチを重視していることも特色として挙げられます。よく「ハード」と「ソフト」という分類がなされますが、構造物を造る「ハード」も結局のところ、それを造り運用する人間を抜きには語れません。そうした視点から、人を対象としたアンケートやインタビュー、実験などの研究手法を多く用います。そのため、ゼミでの議論を通して、市民やユーザーの立場でものを考えるクセをつけることができます。
ゼミは通常は学年別ですが、年に数回合同で実施し、お互いの進捗報告をしています。2024年度は博士後期課程1名、4年生10名、3年生9名が在籍しています。

プロジェクト演習

3年次のプロジェクト演習では、チームで課題に取り組みながら、防災や心理、まちづくりに関する知識を深めます。これまで子ども向けの防災イベントの企画や南町田グランベリーパーク周辺でのサステナブルな地域活性化の提案、三軒茶屋や二子玉川周辺での災害時避難の調査と改善策の提案などを行なってきました。詳しくはプロジェクトのページをご覧ください。

卒業研究

4年次の卒業研究では、基本的に個人の興味に沿ってテーマを設定し進めます。災害や防災・減災、防犯、環境心理学、環境デザインなどに関するテーマが指導可能です。研究の方法は、アンケート調査、インタビュー調査、観察、実験、文献調査など様々ですが、自分で街に出て五感で問題を発見すること、それを検証するデータを自分の手で集めることを重視しています。当研究室のこれまでの卒業研究リストはこちらをご覧ください。

 

関心のある方へ

当研究室への配属を希望する方、検討中の方対象のゼミ見学や面談は随時受け付けています。諫川までご連絡ください。

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