ゼミ合宿2日目午前は女川駅前にあるシーパルピア女川内のまちなか交流館 会議室にて夏ゼミを行ないました。

3年生は10月に二子玉川で実施する防災イベントの企画について、4年生は卒業研究の進捗報告を行ない、学年を超えてたっぷりディスカッションができました。

午後は女川町観光協会の今野様に震災復興と公民連携のまちづくりについて講話をしていただきました。震災後5ヶ月間ぐらい魚が町中に散らばって匂いがすごかったこと、震災直後に民間側が立ち上がり商工会の若いメンバーを中心に理念を話し合ったことなど、現地に行っただけでは分からない詳しいお話をいただけて大変勉強になりました。海と共に発展してきた町だからこそ「防災」ではなく「減災」を復興計画の基本理念にしたというお話が特に印象的でした。後半は、女川駅展望台やシーパルピア女川、震災遺構(旧女川交番)を歩きながら案内していただき、学生からの様々な質問に答えていただきました。

あっという間の2日間でしたが、災害に備えることの大切さを改めて考えさせられるとともに、研究室内の親睦を深められたゼミ合宿になったと思います。

企画にご協力いただきました女川町観光協会の皆様、ありがとうございました!