9月8日から10日まで、岐阜県高山市で2泊3日のゼミ合宿を行ないました。

研究室初となる今年のゼミ合宿は、飛騨高山大学連携センターのご協力のもと、「歴史的都市における災害文化を探る」というテーマで実施し、2日目には高山市文化財課課長の尾崎様より市内の伝建地区内における防災対策の取り組みについて講義をいただいた後、地元のまちづくり協議会の砂田会長と平田運営委員長に古い町並みを案内していただきました。お二人には、高山祭の屋台蔵やご自宅を特別に見学させていただきました。

その後、3・4年生合同で3チームに分かれてフィールドワークを行ないました。防火用水としての側溝の役割、近隣と連動した火災警報器、地区の防火帯としての土蔵の役割、火伏の秋葉様信仰など、火災予防に関する新旧様々な災害文化にふれ、大変有意義な合宿となりました。

尾崎課長によるレクチャー
砂田様と平田様によるお話
古い町並みでのフィールドワーク